2008年02月26日

餃子は「中国のラビオリ」

リベラシヨン紙に今回の自衛隊船の衝突事故のことを言及(こちら)してあって、日本は軍隊を持たない平和国家と言っても軍備費は世界でも4番目であること、ある大臣が今回の漁船が自爆テロ船であったらどうなってたか?とか言っているそうです。

中国餃子のニュース、フランスでも伝えられていますが、ぎょうざは「中国のラビオリ」だって。中国の高官が来日してこの件は迅速に解決されると述べたことが、難しい日中関係に言及しながらこちらの記事で説明されています。

北朝鮮が石原都知事を「日本のヒトラー」と呼んでいるそうですね。石原氏は日本がアメリカの影響を受けすぎていて自らのアイデンティティを失っているので、北朝鮮からミサイルの一つでも飛んできたら眼が覚めるだろうみたいなことを言っていたのですか?そのことがこちら(フィガロ)に載っています。

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2008年02月19日

ピエールの作品の上映会

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ピエール・シルヴェストリの作品の上映会。ピエールが言っていたように、たくさんの人が集まる。用意したいすがすべて埋まった。フランスだけでなくいろんな国の人と、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した河瀬直美監督の「殯(もがり)の森」に主演したうだしげきさん、サン・テグジュペリの『星の王子さま』の翻訳者である奈良女子大学の三野博司教授にも来ていただく。

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最初に奈良前衛映画祭の紹介。同映画祭の同じスタジオ≪ワルハラ≫で秋から定例会が行われる予定。斉藤雄久委員長から簡単なあいさつ。京都・奈良EU協会も映画祭をサポートする。

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ピエールの解説(梅原万友美さん通訳)に続き、3つの作品"Sexy poison", "Shinjitsu to kibou no shouzouga", "Under my thumb"の上映。スタジオのサウンドはすごい迫力だ!

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上映のあと、花束贈呈に続き、ピエールの後日談や関係者へのお礼の言葉が続く。ピエールの友人でミシュラン・ガイドの著者であるセルジュ・ギヨー等をまじえ、SPレコードを聴いたり、映画をみたりして、11時くらいまでおしゃべり…
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2008年02月18日

フランスの地方政治

大阪の橋下新知事が活躍していたり、京都市長選のニュースとかを聞いていて、フランスの地方政治システムが日本とだいぶ違うことを思い出しました。

一番違うのが知事や市長といった首長と議員・議長との関係です。まず知事(préfet)ですが、知事は大使等と同じく政府によって任命される公務員です。たとえばA県の知事は数年後にはB県に知事として赴任するか、パリの中央省に帰るかもしれません。だから日本やアメリカのように中央政府やとなりの県知事と政策が違うということはありえないのです。

一方で、日本と同じく県会議員は住民の直接投票で、議員の中から議長が選ばれますが、どうも知事よりこの議長のほうが権限は多いようです。フランスでは「地方」régionも自治体の単位となっており、地方知事や地方会議員も存在するのです。だから、もし地方の中心都市だったら、そこに地方会>県会>市(町村)会が存在するのです。そして、これは日本では考えられないのですが、同時にたとえば国会議員&県会議員&市会議員であることは可能で、大臣と議員を兼ねることもあったそうです。

ここで、「市(町村)長」について書きますと、言わば市(町村)会議長=市(町村)長なんです。さらに助役も議員から選ばれ、小さな町でも数名の、大きな市なら10名近い助役がいることもあるそうで、たとえば財政、教育、商工等の担当があるそうです。

ところで、市(町村)長や助役の重要な役割に結婚の立会人があります。フランスでは100%の結婚は市(町村)庁舎で行われます。もっとも庁舎は町中でもっとも立派な建物であるケースが多いですが。そこから教会に行くカップルはいますが、数はだんだん減っているようです。結婚する人は役場に届けて、一定期間役場前に公示されるそうです。

ただし、フランスも他の西欧諸国と同じように、結婚する人は減ってきています。にも関わらず先進国では珍しく出生率があがっているのは、婚外出産が多くなり、偏見もなくなったからでしょうね。サルコジ氏と大統領を争ったセゴレーヌ・ロワイヤル氏がいい例です。
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2008年02月17日

その土地の言葉を話す、町並みの均質性と個性

昨日セルジュが質問で答えていたことだけど、たとえば日本で日本語で質問しているのに英語で返事が来るのは非常に感じが悪い、一方で、フランスではまずフランス語で答えようとする、この文化的アイデンティティをを保つことがフランスが世界一の観光大国である秘密の一つだ、と言っていた。たとえば奈良に観光客を呼ぼうとするときも駅前に大きなホテルを建てるのではなく、伝統的で手頃な価格の旅館があるほうがわざわざ奈良にやってきたという感じがしていい、とも。

旅行に魅せられたセルジュが地理学とともに都市工学を学んだ(そこでピエールと出会った)のは偶然ではないだろう。たとえばパリの均一的であるけど、美学と個性を失わない町並みは、観光という枠組みで人を呼ぶとき、町を統一するようなある法則を政策として持つ必要があるということかな?

日本という社会はいろんな段階で均一性を持っているのに、なぜか町並みや建物は個性の連続。その点でパリはまったく対照的だ。民族や文化や料理等、ものすごくヴァライエティにとんだ町なのに、町並みは均一的。

話を言葉に戻して、われわれが何か別の国に行ったり、外国人に接したとき、その国の言葉を少しでも出来たらいいのだろうか?セルジュは対応がまるで違うと言っていたが。彼は日本を評価しながら、明らかに中国に愛情のようなものを持っているのは彼が中国語を学んだことと無関係ではない?

昨日イタリア文化会館に行ったときもちょっとしたイタリア語でのやり取りが別のリアクションをよんだことは確かだが。これほどフランス語に近い言葉はないのだから、言語的なアプローチを課題にしようか…
posted by hideaki at 20:25| 奈良 ☁| Comment(0) | フランスと世界のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月16日

セルジュを囲んでの会@奈良無事に終わる

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金曜日はセルジュと京都へ。三条から先斗町(前に来たことあるそう)、四条河原町からに錦市場。いろんなピトレスクな風景と賑わい、コロッケを買い食いしたりしてけっこう楽しかったわーい(嬉しい顔)

セルジュと別れて京都新聞へ取材。なんかインタビューというのは難しい… 外向けの整理が出来ていいけど。

このころからさすがに寒くなってと言おうか、夜更かししたりして睡眠のリズムが乱れたりして、のどと鼻に来て恐れていた(?)風邪ひき…

早い目にイタリア文化会館に。おとなしく待とうと思っていたけど、館長が現れていろんな人をご紹介いただいたり。セルジュも合流して、彼はイタリア人のようにイタリア語を話し出したらから驚いたexclamation&question

やはりイタリアはちょっと雰囲気が違うと思ったけど、フランス語を話す先生がけっこういたりして、いろんないい出会いが出来ました。

このあとセルジュとEU協会の役員と寒空を歩く。。
フランス人は風邪には良くないね(つい激しく話す)むかっ(怒り)

土曜は本当は朝から京都に用事があったけど、のどと体力を温存。チラシ用の紙を切らしていたので高の原のイオンで重い紙を買って歩く。

16時からの講演会はそこそこ集まって、前に日仏協会でやっていた講師を半円形に取り囲むスタイル。講演自体は短かったけど、質問が相次ぎけっこう盛り上がる。

結局のところ人集めというのは個別に集めなくてはいけないと思った。ひとつひとつのアミカルな連鎖を人を集めるので、予想した以上の人は来ないもので、努力が素直に反映されるのだな、と。

レストランの準備の都合で、講演会のあと1時間弱、寒空を外へ。どうなるかなと思ったけど、案外近くのショッピングセンターの中のミスタードーナッツで、夕食会からの人も合流したりして、いい雰囲気になりました。

いよいよ、夕食会へ。以前大使を迎えて昼食会を催したときの席の並べ方を参考に席を指定。テーブルが2つに別れたけど、両方のテーブルでお話も盛り上がり、料理も大好評で大変良かったです。

問題は京都の人集めです…
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2008年02月14日

Réunion du Club Français de Nara du 12/02/2008

La dernière réunion du Club Français de Nara s’est tenue, comme d’habitude, dans le bar à vins Picolé situé à Nara, le mardi 12 février de 19 à 22 heures.

Environ 30 personnes étaient présentes pour assister à cette soirée malgré le froid de canard qui régnait en maître.

Deux invités nous ont rendu visite.

Le premier est né à Nice et vit à Paris depuis plusieurs années. Il s’appelle Serge Guillot. C’est un être que je considère comme mon frère. Il loge actuellement chez moi à Tenri et ce jusqu’au début mars.
Il a toujours été passionné par le voyage et le premier guide touristique qu’il a consulté alors qu’il était encore jeune adolescent avait pour objet le Japon.
Il est devenu auteur de ce type d’ouvrage. Il a travaillé pour Gallimard et maintenant il collabore avec Michelin à travers deux collections : “Guides verts” et “Voyager pratique”.
Il a introduit la conférence qu’il va donner au restaurant Pas à Pas près de la gare Kintetsu de Takanohara samedi 16 février à partir de 16 heures (voir le lien internet suivant : http://www.eurokn.com/).
Il abordera le thème de l’invitation au voyage à travers l’Histoire des guides, sa vision de la découverte de nouveaux lieux et son expérience personnelle de professionnel.

Benjamin, le deuxième invité, se trouvait parmi nous ainsi que son amie.
Il nous a raconté son intérêt pour l’Empire du Soleil Levant. Il a baigné dans le monde des mangas dans les années 90 et a voulu mieux connaître la culture japonaise par la suite. Il a étudié pendant trois ans le Japonais à l’université (notamment à Paris).
Il est venu fouler le sol nippon pour continuer son immersion dans la langue en faculté et également pour s’imprégner de l’art de vivre japonais. Il vit à Osaka depuis septembre 2007.
Il nous a fait part de quelques problèmes d’acclimatation à la langue et la culture nipponnes. Il est dans une phase de volonté de comprendre la mentalité d’ici. Il se demande s’il va persévérer dans son domaine ou s’il va se diriger vers une formation en médecine dans l’hexagone.

Les participants ont posé une bonne salve de questions aux invités. Je pense que tout le monde a apprécié ces moments de convivialité autour d’un buffet arrosé de vins blancs et rouges.

D’autres Français étaient là : David et Nicolas (deux habitués ex-enseignants chez Nova).

Mayumi, notre Madame Interprète, a encore frappé. Elle a pour la énième fois fait preuve de tout son talent. Un grand Bravo à elle et surtout un immense MERCI.

Nous vous informons que notre rendez-vous mensuel du Club Français de Nara aura lieu chez Picolé le mardi 18 mars dès 19 heures.


Pierre Silvestri
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2008年02月13日

今後の集まり

2月はさらにいろんな集まりがあります。

16日(土)は16時から高の原のレストラン≪パザパ≫でミシュラン・ガイド著者のセルジュ・ギヨー氏の講演会「旅に出かけよう---ミシュラン旅行ガイド著者の経験」En route pour le voyage ! --- Expériences d'un auteur de guides touristiques Michelin(会費500円)、19時からは同氏を囲んでの夕食会。

19日(火)19時からフランス語クラブのリーダー、ピエール・シルヴェストリの映像作品の上映会(本人の解説付き(会員無料、一般300円)をサンホテル奈良の近くのスタジオ≪ワルハラ≫で。

23日(土)は14時からは京都・山科駅前のクリニック≪サンルイ≫でミシュラン・ガイド著者のセルジュ・ギヨー氏の講演会「旅に出かけよう---ミシュラン旅行ガイド著者の経験」En route pour le voyage ! --- Expériences d'un auteur de guides touristiques Michelin(会費500円)。

24日(日)は18時から京都・三条京阪のパブ≪ピッグ&ホイッスル≫で英語クラブの例会。テーマは"Japanese proficiency to be stadied for residency"。各自カウンターで飲み物を注文。

3月に入って、2日(日)は18時から京都・三条京阪のパブ≪ピッグ&ホイッスル≫で京都フランス語クラブの例会。

8日(土)19時、スタジオ≪ワルハラ≫で奈良前衛映画祭の第4回準備委員会(参加者募集!)。

18日(火)19時から、ワインバー≪ピコレ≫で奈良フランス語クラブ例会。
posted by hideaki at 23:28| 奈良 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

今日は立錐の余地もなかったですね…

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Peut-être Pierre va écrire longuement sur la réunion momumentale d'aujourd'hui mais...

今日は一瞬立錐の余地もなかったです。16日(土)のセルジュの講演の案内、19日(火)のピエールの上映会、そしてEU協会について、ピエールからアナウンスがあったあと、ミシュラン・ガイドの著者であるセルジュ・ギヨーSerge Guillotの紹介。彼はまるで兄弟のようにピエールと多くの時間を過ごしたこと、どうして旅というものにとりつかれ、仕事とするよいうになったのか?意外なことに出発点は日本のガイドブックを読んだこととか。くわしい話は16日(土)の奈良市郊外のレストラン≪パザパ≫での講演で話されます。

そのほかに元NOVAの2人の講師、ニコラとダビッドも来てくれました。関大(パリ第7大学)のバンジャマン君と彼女のエマニュエルさん。イアンと日本に滞在中のアーチストのお姉さん。会話はイアンがフランス語&日本語から英語に訳していました。

バンジャマンは日本における留学生と日本人の交流の問題点を語ってくれ、イアンとの間で長い議論となりました。

さて、今度の例会は3月18日(火)ですが、それまでにもいろんな楽しみな集まりがありそうです。

そう、特筆するべきことは、mixiを通じて参加する人が増えてきていることです。今日帰り、電車の中でニコラを含めて全員mixi friendsということになりました… 恐ろしい影響力ですわーい(嬉しい顔)
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2008年02月11日

明日はフランス語クラブの例会です

朝から明日のフランス語クラブに向けてメールで誘っていました。16日(土)のパザパはそこそこ集まってきましたが、2月はあまりいろいろやるのでいくつかのイベントはピントがぼけないか、それより人が来ないんじゃないか心配です。

それでもフランス人留学生を含めフランス人の参加者はそこそこありそうです。

もう一度案内しますと、明日(火曜日)19時から最近は22時ころまで、近鉄奈良駅近くのワインバー≪ピコレ≫(0742-26-2455)で集まります。奈良駅の小西通り側の出口から出て、VIVREの手前を左(東)へ。さくら通りの中くらいのアルテ館の3階です。2階には有名な釜めし屋さん(志津香)があります。

会費は会員と学生は千円、一般の人は1500円。ワインと軽食がついてます。これを機会に入会しませんか?フランス(フランス語圏)人は招待です。

ゲストの話を8時くらいに聞きます。ミシュラン・ガイドの著者のセルジュ・ギヨーさん(土曜日講演以外の内容)、フランス人留学生や先生の日本滞在の印象やおススメのフランスの話。
posted by hideaki at 21:39| 奈良 ☀| Comment(0) | 奈良フランス語クラブ例会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

Club Français avec un auteur de guides Michelin

Le Club Français de Nara s'adresse
à toutes celles et tous ceux qui veulent parler français
avec des francophones résidant dans notre région

de 19 à 22 heures
au bar à vins PICOLÉ
à deux pas de la gare Kintetsu de Nara
sur la Sakura dori entre Higashimuki et Konishi cho
au 3e étage du bâtiment ARTE

Participation : 1000-1500 yens (vins et nourriture compris)
les francophones sont invités
Informations : info@narafr.com
Information sur le lieu : 0742-26-2455 (PICOLÉ)
La réservation n'est pas obligatoire

La prochaine réunion : mardi 12 février à 19h
avec comme invité M. Serge Guillot, auteur de guides Michelin

Voici le plan du café au-dessous du bar PICOLÉ
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posted by hideaki at 16:45| 奈良 ☀| Comment(0) | Réunion mensuelle à Nara | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

セルジュとお昼

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朝から雪。待ち合わせに少し早い目に出る。ちょうど遅れていたバスが来て、それでも駅まですごく時間かかる。途中の駅でピエールとセルジュに会う。一緒にレストラン≪REMPLIR≫に。窓際の席は喫煙席だがあまりに景色がいいので選ぶ。それでもゆっくり話せる。

旅行の話、ガイドブックの話、地図の話。それから特にミシュランについて。彼(セルジュ)はミシュランと契約していて、いろんなところに行って取材、リサーチ、特にインタヴュー。最近はけっこう個性がガイドにも出るそうな。彼はエキゾチスムのスペシャリストとされているとか。

彼の話は面白い。講演会に来る人も惹きつけられるだろう。通訳のマユミさんも講師の雰囲気を壊さず、的確にしかもスマートにやってくれるから。

多くの人に来てもらいたい。

雪の中、奈良を歩く。セルジュは少年のように自分の好きなことを実現できている者が持つ爽やかさを感じさせるが、車が彼に雪水を撥ねかけると火のように怒る。コントラストが面白いね。

うだしげきさんのお店を訪ねるがなぜか閉まっている。セルジュは河瀬直美の映画はけっこう見ていて、会うのを楽しみしていたようだが、うださんは19日(火)のピエールの映画の上映会に来てくれるそうだ。

先日うださんの店を訪ねたとき、河瀬直美に会ったとピエールは興奮していた。彼は10年もっと前から河瀬の映画に注目していて、本当に評価しているから。

あと、中谷英雄さんのお店≪月吠≫に。日本伝統的なものと西洋的な発想、教養、料理が結びついた場所としてセルジュに紹介したかった。中谷さんも居て、演劇、舞踏を熱く語ってくれたが、中谷さんにとって一方でお店=料理は総合的な舞台(シーン)だそう。

あと少しマニアックなレコード屋さんに行って、別れた。

そう、セルジュと京都、大阪、いろんな場所に行くことになった。
posted by hideaki at 22:34| 奈良 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

セルジュが着いた

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昨晩北京経由でセルジュが着いて、今日午後電話しました。ピエール宅にいるんだけど、指定された時間に電話すると「もしもし」と日本語でセルジュが出た。なんだか以前会ったときのうっすらした記憶、送られてきたこの写真の印象とはぜんぜん違った…
さすがにインテリでムッシューという感じかなと思ったら、少年のように自然でダイレクト。

日本語会話はあっという間に終わって、講演会や広報のこととかを話し合う。さすがにミシュランは厳しい。たとえ自分が著者であってもなんでも言ってもいいものではない。とにかく彼自身の経験にもとづいて、旅の思い出やガイド作成について、そして何より「旅への誘い」をアピールしようということになった。

彼が提案したテーマは

En route pour le voyage !! --- さあ、旅に出よう!

副題として

Expériences d’un auteur de guides touristiques Michelin
「ミシュラン旅行ガイド著者の経験」


彼はとにかく現地に行って、旅して、見て、話して、調べて、写真を撮って、なんでも一人でやるんだね。あまり細かいことはここでは書けないけど、また16日(土)の16時か23日(土)の14時来て、直接聞いてください。

16日(土)の16時(19時からは夕食会)
 @近鉄高の原駅近くのフランス料理店≪パザパ≫
23日(土)の14時から@JR・地下鉄・京阪山科駅前のクリニック≪サンルイ≫

会費は500円(夕食会はフルコース、デザート、ワイン、税さ込みで5000円)
要予約: info@eurokn.com
posted by hideaki at 23:34| 奈良 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月07日

お店まわり

夕方、16日と23日の講演会のチラシを置いてもらうために、奈良でいろいろと店を回りました。

まずはフランス語クラブにも最近よく来てくれるnoriさんの店≪3rd place cafe≫へ。ちょっと階段がこわかったけど、上にあがったら暖かい。めがねが曇りましたたらーっ(汗) おどろいたのはnoriさんがバンドをやっていて、キーボードを弾きながら歌っていたことです。

次に中谷さんの月吠(げっぽう)に向かいましたが、チラシを忘れていて3rdplacecafeに戻る。また気を取り直して月吠。でも中谷さんはルス。

次にこの前さんざん長居をしたcafe WAKAKUSA。英語の情報誌についてのいい情報をもらいました。

最後にピコレ。12日のフランス語クラブの確認と、16日のことで謝りたかった(一時ダブルブッキング状態)と、シャンパーニュ製造者が来たときの相談したかったんだけど、お取り込みだったので、vin chaud(ホットワイン)もあきらめて帰りました。
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2008年02月06日

日本(語)の中にあるフランス語をつかってC

日本(語)の中にはけっこうフランス語が使われているとは前に指摘しましたが、意外な言葉がフランス語だったりします。例えば昔の軍隊で使われていた「ゲートル」guêtresとか大砲のサイズをいう「サンチ」centimètreとか、建物のピロティpilotisとか。面白いのは授業を「サボる」のサボは「サボタージュ」sabotageの略で、もともと労働者が木靴sabotを使って機械を破壊したことら来たそうです。ただしサボタージュは破壊工作とか積極的な行為です。

あともともとの意味と(少し)違って使われるのがときどきあります。例えばカップルのことを「アベック」といいますがこれは英語のwithにあたります。「〜と」とか「〜と一緒」とか。例えば「ナオコと一緒に」だったら「アベック・ナオコ」です。

プチ家出とかプチトマトの「プチ」は「小さい」petit。ちょっと発音違うけど、犬のポチとかお年玉のポチ袋もこれのようです。

「シュークリーム」choux à la crèmeもフランス語です。「シュー」はキャベツで、形が似ているから。

単数と複数で意味が違うものがあるので注意。休暇の「バカンス」vacancesですが、単数vacanceだと定員の欠員とかの「空き」になり、トイレtoilettesも単数toiletteだと「化粧」とかになります(化粧室とか言いますね)。

あとフランス語は男性名詞と女性名詞があるのですが、同じ綴り・発音でも男女で意味が違ったりします。例えばmode(モード)。女性だとファッション・流行(「アラモード」)だけど、男性だと方式とか(何とかモードといいますね)。
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2008年02月05日

アマンディンを迎えて

近鉄奈良駅で奈良女子大留学生のアマンディンさんと待ち合わせして、
奈良町にあるならどっとFMのスタジオに。
ゲストのアマンディン、ミクサー(技術)のアケミさん、スタッフのピエール、
通訳のマユミさんに加えアシスタントのチカさんも来てくれたので、
にぎやかでした(写真はちゃんと写っていません…)

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前半はチカさんがアマンディンにインタヴュー。
名前の付けかたと意味、それから苗字に意味はあるかとか。
アマンディンの横でチカさんの質問を通訳してて、
日本語にはいつものようにみごとにマユミさんが訳したこともあり、
内容はあまり覚えていません。

後半はピエールとの掛け合い。
今月はフランス語クラブが第2火曜になること、
彼の友人であのミシュラン・ガイドの記者であるセルジュをゲストで迎えること、
セルジュは16日(土)に高の原、
23日(土)に京都・山科で講演をすることから話をはじめ。

それからミシュランて何?世界一のタイヤのメーカーだけど、
素晴らしく権威のあるガイドブックを作っていて、
最近出版された東京のレストランガイド(3つ★とか)は大きな話題を呼んだこと。
セルジュのガイド記者としての生活とか。

そのあと、19日(火)にはピエールの作品の上映会をJR奈良駅近くの
スタジオ≪ワルハラ≫でするので、作品のことを含めその案内。

あとでスタジオ奥の居酒屋に行って、アマンディンの日本論、
どうして日本語を勉強するのか、日本のコミュニケーションの姿勢、
自分は共感を感じることとか、けっこう面白く盛り上がりました。
posted by hideaki at 23:12| 奈良 ☁| Comment(0) | ならどっとFMアーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月04日

セルジュ

ピエールの友人で、あのミシュラン記者のセルジュがまもなくやってくる。前にも来ていて話したはずだが、短い時間だったので忘れてしまった。こんどフランス語クラブでもゲストでも来てくれて、講演会も予定しているので、彼のプロフィールをまとめてみた。ますます楽しみにわーい(嬉しい顔)

ニース大学修士課程、パリ第8大学博士課程修了。ミシュラン社グリーンガイドguides Vertsシリーズでドイツ、南イタリア及びオランダ編の記事と写真担当。同社実用の旅Voyager pratiqueシリーズの中国、ポルトガル、クレタ島(新判)、ギリシャ諸島及びトルコ編の記事と写真担当。ガリマール社でもウィーン、シチリア、上海、イタリア湖水地方編のガイドの記事と写真担当。英語のほか、ドイツ語、中国語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語をこなす。趣味は映画鑑賞、写真、音楽、文学(古典から現代)、建築、芸術、料理、歴史と多彩。パリ市20区在住。

すごい!まさに旅のスペシャリスト。ピエールの話ではまさに旅に生き、それが仕事になっていることこで羨ましいかぎりたらーっ(汗) ガイドの資料を集めるために何週間も、場合によっては数ヶ月その土地に滞在してリサーチしたり、写真を撮ったりするそうだ。
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2008年02月03日

期待以上の盛り上がり

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今日は先週の英語クラブに続けての集まりで、EU協会の広報もあったのでほとんど準備が出来ず、特に予定していたヴィラ九条山関係がぎりぎりの連絡でこれもうまくいかず、案の定18時すぎにピッグに行ったら、高岡さんがポツンと座っていたので、あれま!と思ったのだけど、結果そこそこ集まって盛り上がって、しかもフランス人女性の研修生とイタリア文化会館の館長とピアノのアオキさんとの間で交換料理教室の話が盛り上がったり、アオキさんがピアノを弾いて館長が歌うなど、早々に帰るどころか、このブログに間に合わないくらいの時間に帰ってきた。

上の文をメールでリーダーの高岡さんに送ったら「凄いEUパワー!あのパブ(PUBLIC)空間を 即興的に 活用した 完成度の高い夜会となりましたネ。参加の皆さんにパチパチ&ヒデアキに MER謝!」との返事。

そういえば少しずつ盛り上がってきている印象がある。フランス人もちらほら来だしたし、上記の研修生、書いてもらったメールアドレスをあとで見たら学校のドメイン、先生を知っているかも。

誰も知らない参加者が来たので聞いてみたら、mixiを見たという。いろんな方面でつながって来ているな。

ひさびさに顔を見せてくれたパリと京都の二重生活をしているスイスの建築家のトマ君。今日はドバイに行くと行っていたが、酷暑に地に無事に着いたかな?
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2008年02月02日

スタジオの掃除とカフェでのおしゃべり

今朝はピエールと通訳のマユミさんとJR奈良駅近くの高校時代の友人が作ったスタジオの掃除に行ってきました。棚とかを下ろしたり寄せたりしてベンチを並べて一部掃除機をかけただけであっという間に終わりましたが、何だかそれらしい雰囲気になりました。楽しみですパンチ

ここで19日(火)の19時からピエールの作品を見ます。友人はワグナーファンでスタジオは「ワルハラ」Le Walhallaという名前です。DVDを見たマユミさんは映像と音響とスゴイ!と言ってました。

あとで3人で近鉄奈良駅近くの新しいカフェに行きました。でここに12時前から3時過ぎまでおしゃべり、おしゃべり。半分くらい(以上)はピエールが話していたと思いますが、いろんなファミリーのエピソードとかきけて面白かったですわーい(嬉しい顔)

相当のやんちゃだったようで、子どものとき車のオイルを飲んで緊急病棟に担ぎこまれたり、でも高校以降は優れた教師の影響もあって変わってきたようです。今日も高校のときの先生の書いた本を持ってきていて、その人は実はアフリカ出身の有名な作家で、そのことはお母さんから指摘されて分かったくらいだったとか。

今日はカレーを食べたけど、インドの話になって、大学のゼミの先生が南インド社会の専門家でフィールド・ワークで南インドの小さな村でホームステイして調査。ところが、ちょうど内戦が始まって帰れなくなったとか。ファミリーのお母さんに気に入られて婿になれと言われたり、お父さんは映画監督だった。

父方の祖父はローマ、祖母はシチリア出身。でも戦後就職難でチュニジアへ。で、お父さんはチュニジア生まれで、イタリアとフランスの二重国籍。チュニジアではフランス人学校で教育を受ける。兵役で北フランスに言ったときにお母さんに出会った。

とかとか。
posted by hideaki at 22:51| 奈良 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

日曜日京都フランス語クラブ例会

いつまでも寒いですが、あさっての日曜日は京都・京阪三条のパブで、フランス語クラブ
の集まりがあります。

18時台は約30分ディスカッション、それ以外はビールを片手にわきあいあいの
交流会です。

場所はいつものブリティッシュ・パブ≪ピッグ&ホイッスル≫
2月3日(日)の18時から21時くらいまで。
京阪三条駅上北側ブックオフの右のビル、
会費は無料、各自カウンターで注文(ギネスビールは500円から)。

先月は関西日仏学館の副館長も来られていましたし、イタリア文化会館の館長も
来られるとのことです。

18時台の30分間ディスカッションのテーマはこちら
≪Japon: tests de langue pour les candidats a l'immigration≫

フランス語が苦手な人はフッシュ&チップス(800円)でも食べながら、横で待っていて
くださいね。。。
posted by hideaki at 22:29| 奈良 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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